ホップ通信

横手産ホップ使用のビールを作りたい!

県内4つのクラフトブルワリーとキリン株式会社にご協力いただき横手産ホップ使用のビールを作っていただきました!

STORY

 秋田県横手市は国内有数のホップの産地です。キリングループと約半世紀にわたる契約栽培の歴史を積み重ね、良質なホップを生産してきました。
 しかし、生産者の高齢化や後継者不足により、生産量はピーク時の3分の1にまで減少し、このままでは横手からホップという大切な資源がなくなってしまう危機にあります。そのような中、地元の宝であるホップを誇りに思いホップを通じて横手を盛り上げたい!と様々な業種の有志達が集まり、「よこてホッププロジェクト」を立ち上げました。

 まちを元気に!と地域と連携し、大雄ホップ農業協同組合やキリングループ、横手市のサポートを受けながらビアツーリズムや就農支援、まちなかグリーンカーテンなどの活動を進めてきました。
※横手産ホップはほぼ全量キリングループの買取。「横手産ホップ」というものは流通していません。

 そして今年の2018年6月18日。横手市とキリン株式会社は「持続可能なホップ産地づくりと、横手産ホップを通じた地域活性化に関する連携協定」を締結。民間団体の代表として、よこてホッププロジェクトも締結式に参加しました。
 活動を進める中で私達は、「横手産ホップ」を地域の皆様に知っていただき、誇りに感じてもらうために、いつかは横手産ホップを使ったビールをたくさんの方に飲んで頂きたい!という想いがありました。
 この私たちの熱い想いにキリングループが共感し、初めて横手産ホップのみのペレット(ホップの毬花を乾燥させ、圧縮・固形化したもの)を作って頂きました。

今まで流通してなかった秋田県横手産ホップ「IBUKI」。
このホップでビールを作るなら…ぜひ秋田県内で作りたい!!!!
できれば、県内のブルワリー全社(当時4社)でそれぞれ醸造していただき飲み比べしてみたい!!!

その想いを率直にぶつけてみようと、県内のブルワリー4社の方々を横手に来ていただき、農家さんと一緒にホップ畑に行っていただいたり、今までの活動を聞いていただいた結果。

なんと!4社全てで仕込んでいただけることになりました!!!
※ホップのグリーンカーテンに取り組んでいる大雄小学校では 子どもたちがブルワリーの皆さんにプレゼンも!

発表の場として、10/14開催の「YOKOTE発酵FES」を設定。この日に向けて各社準備を進めていただく中、9月26日には田沢湖ビールさんの仕込みにお邪魔して、秋田県横手産ホップ「IBUKI」を投入させていただきました!!

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