ホップ通信

ラベルデザイン:秋田公立美術大学

夏に発売した横手産ホップシリーズのデザインに引き続き、秋田公立美術大学の皆さんに制作していただきました。

今回は美大生の中村さんが一人でデザインを担当され、水田先生、今中先生がサポートする体制。

中村さんは夏に引き続きこのプロジェクトに参加するのは2回目。
夏以降、クラフトビールに興味を持ち、色々と飲み比べなどをした経験が今回役立ったとおっしゃっていました。

 

 

中村さんに今回苦労した点は?とお伺いすると

「ホップのイラスト!」と即答!

最初は夏に販売したビールのイラストをそのまま使用していましたが、途中からコンセプト等に合わないと判断し、1からイラストを書き起こしたとのこと。
何度も何度もプロジェクトメンバーの意見を汲み取りながら、修正を加え出来上がったホップのイラスト。

そして、イラストの後ろから光り輝いているようなデザインは「ホップって貴重で、すばらしいものなんだということをたくさんの人に知ってほしい」という中村さんの想いも込められています。

また、大学の授業とは違い、社会人の皆さんの意見は刺激になったとも。
厳しい意見もあり、難しい面もあったけど、その分、達成感があったとのことです。

 

サポートされていた水田先生には、個人の感性が優先されがちなデザイン制作の過程の中で、何度もベースにある目的「横手産ホップの周知」に立ち返り、考え方の整理のサポートをしていただきました。

「国内で丁寧に作られている横手産ホップ。強みを自覚し、発信していくことで、横手産ホップの可能性は無限大」と今後への貴重なアドバイスもいただいてます。

 

ちなみに!中村さんは美大卒業後の進路について。

「青森出身ですが、青森を離れて秋田に来るまで、青森には何もないと思っていたけれど、離れてみて初めてたくさんの宝があることに気がついた。
なので、卒業後は「何もない」と言ってしまいがちな東北地方をデザインの力でなんとかしたい。たくさんの宝があることを知ってもらえるような仕事につけたら」

と話してました。

将来が楽しみです♪

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