ホップ通信

デザインの力【秋田公立美術大学 今中先生】

2020年夏の横手産ホップシリーズのラベルデザインからよこてホッププロジェクトに関わっていただいている秋田公立美術大学の今中先生。

 

社会連携プロジェクト

もともと、秋田公立美術大学では社会連携プロジェクトに積極的に参加されている大学。
今中先生は

 

大学の授業は「骨」の部分で、自発的な自主制作や社会連携プロジェクトなどに関わることで「筋肉」がついていく。

 

と表現されています。

 

学生が社会連携プロジェクトに参加することで、

・手に取る、見る人の視点をダイレクトに得られること。
・厳しい意見や現実的な意見を尊重しながらいかにメッセージ性を壊さず着地点を探すかという経験。
・成果物が世の中に出る喜び。

これらのことが大学の課題だけでは到達できない責任感やクオリティが飛躍的に上がるとのこと。

一般的に大学というと閉鎖的な印象もありますが、秋田公立美術大学は地域社会に向けてオープンなスタンスをとりながら、学生の社会接続に対しても充実したサポート体制を整えていらっしゃいます。
これは学生たちにとっても貴重な体験であり、卒業後の進路にも大きな影響を与えるのではないでしょうか?

現役美大生のNさんも、想像していたよりもきついけど、成長できる大学です!とおっしゃってました。

 

ちなみに、、、、今中先生曰く

 

大学の敷地を囲う塀がないんですよ。都会では考えられない。まさに、地域に対してオープンな大学です(笑)

 

素晴らしい宝を全国に知ってもらうために

 

よこてホッププロジェクトとの関わりは、プロジェクトメンバーであるJR秋田支社からお声がけさせていただきました。
(JR秋田支社とは以前からラッピングトレインなど、様々なプロジェクトを一緒に作り上げているそうです。)

話を聞いた時には横手でホップを作っていることを知らず、横手がホップ生産地であり、しかも全国的にもトップレベルとは!!という驚きとともに、横手はかまくらや横手やきそば等々、他にもすごいものを持っているのに、さらにホップも!横手ってすごい!というのが最初の印象だったとのこと。

ただし、すごいもの持っているのにあまり知られていなくて残念、、、とも。

しかし、今後も継続して一緒に発信を続けていくことで、この素晴らしい財産を全国に知ってもらいましょう!と力強いお言葉をいただけました!

美大生の豊かな感性と、大学で培われた基礎、そして先生方の的確なサポートによって仕上がったラベルは毎回好評をいただいており、デザインの力というものをプロジェクトメンバー一同実感しています。

今後もどんなデザインが出てくるか楽しみです。

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